みなさまこんにちは。

「就労準備型」放課後等デイサービス
Rickeyアカデミー仙台青葉通の山田です。
本日のメインプログラムは

【生活】年越しそばの意味と「日本の特別なそば」調査発表でした

ねらいは、「日本文化にふれる」・「発表する力を伸ばす」こと、

そして、一番大切な隠れたねらいは

発表を聴く時に相手に顔や体を向けることがなぜ大切か」を学び

意識することでした。

 

ワークシートを使い制限時間内に、

年越しそばの意味・全国各地の変わった年越しそばを

各自pcを使って自力で調べて、

自分の良いと思ったものを1つに絞って選択し

紹介文とイラストを書き上げ、

発表していただきました。

 

特に、変わったそばについては、

自分たちは「変わっている」と感じても、

その文化のある地方の方にしたら「それが普通」と感じるといった

客観的視点にもふれました。

 

今はすごく便利な時代で、

例えばパソコンでなにかを調べ、イラストが分からない時は

説明や解説にある文章から単語をドラッグし

コピペして検索にかけると、あっという間に画像が出てきます。

 

今回は検索の仕方などをコーチが丁寧に教えるのではなく、

あえて自力でできるところまでチャレンジしていただき、

検索の仕方や、読めない字など、困ったときはコーチに相談するルールでした。

(自分でできるところまでやった上で)困ったときに「自分で人にお願いできる力」も

将来の就労に向けてとても大切ですね。

 

ここまでは目的もルールも明確で、

みなさん変わらず一生懸命取り組んでいただいていました。

 

さてそこで、コーチの変化球です。

 

1回目の発表の時は、(体を発表者に向けて聴く姿勢が保てる方もいらっしゃいました)

たいていの方が意識していなかった

聴き方とその必要性についてふれたうえで、

2回目の発表にのぞんでいただきました。

 

みなさん、しっかりと取り組んでいただき、

活動後にはコーチに違いを実感された感想をお伝えくださいました。

わたしたちは、

会議の時など、プリントやパソコンなど

いじる媒体があると、目の前の人がいるのに

つい媒体をいじり字を見「ながら」や

人に顔を向けずに「媒体だけ見」がちです。

それを効率的という見方もありますが、

パソコンのない時代にあったような

人と人のかかわる感覚がだんだんなくなってきています。

見渡すとそういう大人もかなり多くなっているように感じます。

 

わたしはいつも相手は人だと思っています。

発表している人は、多少なり労力をかけて発表の準備をしてきたわけですから

挨拶しかり話している人の方に顔や体を向けることで

「聴いているよ」「大丈夫だよ」「言ってくれてありがとう」

といった姿勢を見せることで

相手を大切にする気持ちや敬意を表現することが大切だと思います。

相手にしたことは、良いことも悪いこともいずれ全て自分に跳ね返るので、

そうした姿勢をとることで、結果自分を守ることが出来ますね。

 

見た目のスマートさや知識やパソコンスキルも

今の時代収入を得るためにはもちろん大切ですが、

「最重視すべきは人の心であること」

このことを分かった上で取り組んでいただけたらいいなと思い

お伝えさせていただきました。

最後に、今日がんばったみなさんの調査結果です。

本当に一生懸命がんばりましたね。

 

 

 

本年も、事業所の活動にご理解とご協力を賜り誠にありがとうございました。

来年も、何卒よろしくお願い申し上げます。

アカデミー生のみなさんにお会いできることを楽しみに、

コーチ一同お待ちしています!

文責:
就労準備型 放課後等デイサービス
Rickeyアカデミー仙台青葉通
山田
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メール rickey.a.sendaiaoba@mitsui-co.jp