みなさまこんにちは。

「就労準備型」放課後等デイサービス

Rickeyアカデミー仙台青葉通の石川です。

 

9月も1週間が過ぎ、

ずいぶん涼しくなってきましたね。

アカデミー生の皆さんからは

「もうすぐテスト」

という声が多く聞かれます。

頑張り屋さんが多いので

体調にはくれぐれも

気をつけていただきたいと思います。

健闘を祈ります。

 

さて

本日のプログラムは

アンガーマネジメント3

~ゆるせる心を広げよう~

です。

「3」です。

 

1回目は

怒りは大切な気持ちのひとつであること

を理解する

怒りを落ち着かせる方法があること

を知る

2回目は

怒りの性質・しくみを知る

 

今回は

「怒り」の正体を考えてみる

ゆるせる心のエリアを知る

をねらいとしました。

 

嫌な気持ちに支配され、

振り回されてしまうと、

怒りを人にぶつけてしまったり、

自分や人を傷つけてしまったり

することがあります。

自分の気持ちは大切にしながら

振り回されないためには、

大きく分けて2つの方法があります。

ひとつは、考え方を変えてみる

もうひとつは、行動を変えてみる。

今回は、「考え方」です。

 

怒りたくなるときって、

どんなときでしょうか。

悪口を言われた、

けんかをした、

約束を破られた、・・・

そんな時、心の中に隠れている

自分の気持ちを見つけてみましょう。

 

アカデミー生さんたちは、

「べき」があることに気づきました。

 

「べき」があると、「なのに」になって、

怒りが生まれるようです。

どんなことを「べき」と思っているのかも

その強さも、人によって違います。

「べき」は、

自分は当たり前と思っている強い思い込み。

どうでもいいことには怒りを感じないけれど、

「絶対に正しい」と思う自分の思い込みが

はずれた時に怒りたくなるのですね。

 

自分が思っているのと

他の人の言うことややることが

違っていると、

「なんで??」と

怒りたくなることがあります。

ということは、怒りのタネは、

相手にあるのではなくて

自分の中の

そういう怒りのタネから

嫌な気持ちがたまって爆発する、

というのがどうやら

怒りの正体らしいです。

 

自分の心の中の怒りのタネ

「べき」に気づいて

こう考えると

「しかたないな」

「まあ、いいか」

と思える

=ゆるせる

ことを考えてみましょう。

少し難しかったですが

学校生活の中での

「ちょっと嫌だったこと」

を思い出して考えて

「スッキリした」というアカデミー生さんも

いらっしゃいました。

 

自分の期待通りにならない、

こうしてほしいのにそうしてくれない、

やってはいけないことをする人がいる。

自分はちゃんとやっているのに。

そういう時は

怒りたくなっても無理はありません。

 

でも、いらいらしたり怒ったりしても

雨はやまないし

コロナウィルスはなくならないし

相手を変えられるわけでもありませんね。

 

自分の信じている「べき」は、

正しいことも多いけれど、

違う考えの人もいます。

違う考えの人や、

残念なことに出会う度に、

イライラしたり怒ったりしていたら、

自分が疲れてしまいます。

自分のエネルギーがもったいないですね。

怒りたいのを無理に我慢するより、

考え方や見方をひろげてみると、

心にゆとりができて、

エネルギーの無駄遣いをしなくて済むかもしれません。

プログラムの終了直後

プロジェクターとホワイトボードで

こんな楽しみ方も・・・(笑)

 

明日のメインプログラムは

「色」を楽しもう

です。

 

明日も楽しみに、お待ちしております!

 

 

文責:

就労準備型 放課後等デイサービス

Rickeyアカデミー仙台青葉通

石川

電話 022-398-3931

メール rickey.a.sendaiaoba@mitsui-co.jp